年度末という罠

日頃忙しくないけろりーな。も、さすがに年度末は忙しいっすわｗ

オットくんも仕事辞めたし、少しゆっくりしたい・・・・ところだが
仕事があるうちはやらないといかんね。

本当は、福島里帰り編の続きを書きたいのだが
どうしても言葉にすると軽くなってしまうので
うまく説明できないです。

一言で言えば、
いわきに行って来ました。
薄磯浜です。
いわきでも津波の被害がひどかったところです。

あれから一年経っているので、もう瓦礫は撤去されていましたが
しかしそれらは、学校の校庭に積み重ねられ、そこから移動する予定はありません。
福島の瓦礫だから・・・・・・。

もう一年経ったというのに、その浜には何もありませんでした。
津波に家がさらわれ、土台だけが残る町並み。
遠くに、かつてはあることすら知らなかったであろうお寺が見えました。
こんなに広かったのかと思うほどの、何もない町。
ときどき、その土台に　きれいな花が供えられていました。

浜と町を分ける塀に寄りかかって、かつては町があった場所を眺めると
波に対してなんと無力であったかと、絶望します。

そこには道が一本あります。その塀沿いに道があり、
かつてはその脇にはみっしりと住宅が並んでいました。

今は、そこには何もありません。
土台だけが、かつて家があったことを偲ばせるのみです。

こんな悲劇があったことを、忘れちゃいけないと思いました。
もう一年、まだ一年、
時が経つほど、この出来事を忘れちゃいけない。
時が経つほど、できることをしなくちゃいけない。


最後に
その場所に連れていってくれた友人に、感謝。